限られた人員でサービスに集中する為のヒトを超えるネット予約
世界中から渇望される星付きレストランを支える多言語対応
過去の全来店履歴やアレルギーの正確な記録が実現する「一度を出したお料理を二度と出さない」おまかせコース
le sputnikとは?
オーナーシェフである髙橋雄二郎氏の強烈な探究心が結実し、オープンわずか半年で一つ星を獲得した『ル・スプートニク』何度訪れても新たな発見を堪能できる「おまかせコース」は詳細な利用履歴があってこそだと仰る髙橋シェフに、TableCheck(旧:TableSolution)の魅力を伺いました。
1つ星を獲得したオーナーシェフのこだわりをカタチに。ネット予約と顧客管理が“名店”の運営をサポート。
こだわりを実現しつつ、現場の負担を減らすために
旬の食材と僕たちの技術が融合する、今この瞬間にもっとも価値のある体験をしていただきたい。そんな思いで、おまかせのコース料理のみをご提供しています。常連のお客様に対しても、特別な要望がない限りは、一度食べたことのある料理をご提供することはありません。そのためには、お客様が「これまでに何を召し上がったのか」という履歴データの管理が不可欠なんです。
また、履歴と同様に大事になるのが、予約時のさまざまな事前確認です。例えば当店のシグネチャー・ディッシュである『薔薇のビーツとフォアグラ』というメニューがあるのですが、予約されたご本人がリピーターであっても、お連れの方が初めてであれば、シグネチャー・ディッシュを食べさせたいと思っているかもしれない。そのような様々なご要望を事前に確認させていただく必要があるのです。
また、アレルギー情報や苦手な食材の情報もしっかり確認しておかなくてはなりません。ですから、どうしてもご予約のお電話が長くなってしまいがちでした。けれども、こちらもギリギリの人数で運営していますから、電話対応にばかり追われてしまうのは正直厳しい。そういった経験から、顧客管理とネット予約の必要性は強く感じており、このお店を開ける時には以前の勤務先と同じシステムを採用しオープンを迎えました。
ところがオープン後、徐々にシステムへの課題が浮き彫りになってきました。他社システムだと、お店が必ず把握したい質問事項であっても、お客様が入力をしないままで予約ができてしまうのです。結果、せっかくネット予約をしてくださったお客様にも、わざわざお電話をかけて追加で確認をしなくてはなりませんでした。現場のサービス担当スタッフの負担も増えるばかりだったため、改めてシステムの検討をすることになりました。
いくつかの会社さんと打合せを進める中で、TableCheckの存在を知りました。話を聞くと、顧客管理、ネット予約、どちらの側面においても私たちが求める機能はすべて網羅されているし、レストランごとの柔軟なカスタマイズも可能。さらに、サービスを提供するベスパーさん(現 TableCheck)の対応力や事業姿勢にも好感や期待が持てました。
クリスマスシーズン、ネット予約が7割超えに
実際に導入してみると、直後から想定を上回る驚きの効果が得られました。
まず、他社システムで課題となっていたネット予約時の事前確認。「質問内容への回答を必須にする」設定ができるため、お客様に漏れなくご記入をいただくことができ、予約時に確認したい情報を確実に把握できるようになりました。その結果、こちらからお電話をかけ直す手間がなくなったのです。
現場スタッフもすぐにTableCheckに慣れましたし、8か国語対応(取材当時)のネット予約で、海外からのお客様にとっても予約し易さを感じていただいています。
導入前には20%程度の割合でしかなかったネット予約も今では50%まで上昇。クリスマスシーズンにはなんとネット予約客が70%を超え、1年で最も忙しい時期の電話対応によるスタッフの負担が大きく軽減されました。もはやTableCheckのネット予約がなければ店の運営そのものが成り立たないとさえ感じています。
お客様情報を紙に印刷できる機能も気に入っています。フォーマットにも様々なパターンがあるので、例えば現場スタッフとキッチンスタッフ、それぞれの必要な情報に応じて適したパターンで印刷が可能です。
今後取り組んでいきたいのが、直前キャンセルや無断キャンセルの対策です。TableCheckのネット予約時のカード決済機能『キャンセルプロテクション機能』には期待しています。こうした私たち利用店舗の声を吸い上げ、システムを改善していってくれるので、とてもありがたいと思っています。製品力はさることながら、その唯一無二な対応力も大いに評価しています。
将来的には、海外進出も視野にあります。自分の料理が海外の方からどのような評価を受けるのか、今よりももっと広い視野とステージで勝負してみたいと考えています。グローバルシステムとして成長を遂げるTableCheckにもさらなる期待を寄せています。