無断キャンセル抑止&もしもの時にはキャンセル料の請求が可能に
多言語対応で外国人ゲストの予約も手間なく安心受付
手帳やメモでバラバラに管理していた顧客情報を一元化
伊勢すえよしとは?
2018年、世界最大の旅行サイト「TripAdvisor®」が発表した日本のベストレストラン2018で堂々の第三位を獲得しトラベラーズチョイス2018を受賞した、西麻布の懐石料理店「伊勢すえよし」。国内外から注目を集める同店が、いかにTableCheckを導入するに至ったのか。きっかけから導入後に実感した変化まで店主の田中 佑樹さん、麻里さんご夫妻に伺いました。
無断キャンセルのショックと悲しみは計り知れない。だからこそ安心してお客様をお迎えできる仕組みが必要なんです。
無断キャンセル”対策に「事前決済」の導入を検討
出身地である“美味し国”三重の食材をふんだんに使った懐石料理や、海外からのゲストにも愉しんでもらえるようにと夫婦2人で手探りではじめたおもてなしが口コミで広がり、徐々に海外からのお客様が増えていきました。
転機となったのは、外国人YouTuber(ユーチューバー)の方の来店、そしてグルメスポットランキングでの1位になったことでした。海外からのお客様が予約の半数以上を占めるようになるにつれ、“無断キャンセル”が増加。対策として“事前決済”の導入を決意したのは、4度目の無断キャンセルが起こった時でした。
「ベジタリアンの方がいるとのことで、そのお客様のためだけにアレンジした特別メニューをご用意しましたが、結局ご来店されず…。その時に感じたショックと悲しみは今も忘れられません。」
まずは他社のオンライン決済サービスA社を採用しました。しかし、ここでまた壁にぶつかります。ご予約希望のメールから始まり、決済のご案内、アレルギー等の事前ヒアリングと、1件の予約に対して4~5通のメールのやり取りを、日々の営業の傍らでこなさなければならなかったんです。
結局お店にとってもお客様にとっても、大きな負担になってしまい、改めて別の解決法を検討した時に出会ったのがTableCheck(旧:TableSolution)でした。
決済システムが安心してお客様をお迎えする強い味方に
実は、もう一社、予約決済システムB社も比較検討しました。しかしB社のシステムでは、予約してくださるお客様に“予約手付金”を上乗せした、通常より高い料金で提示しないといけなかったんです。今のコース内容で金額設定を変えずにいきたいと考え、最終的にTableCheckを選択しました。
導入時には、お客様になったつもりで試しに予約をしてみましたが、初めての操作でも予約者情報やクレジットカード情報の入力など、スマートフォンで全くストレスなく簡単に予約ができました。導入後も、検討段階で懸念していた「事前決済導入による予約減」は起こっていません。
「無断キャンセル」問題の解決の他にも、さまざまなメリットを感じています。例えば、A社のシステムでは事前振込を確認するまで予約を確定できなったため、“直前予約”に対応できませんでした。今は来店日間近の予約も受け付けられるようになり、月間で30~40件の予約増に繋がりました。
その他、予約に関するメールのやり取りがゼロになったことや、当初は想定になかった顧客管理上での使いやすさも実感しています。予約~来店の中で把握したことを細かく履歴として残すことができ、これまで手帳やパソコンでバラバラに記録していたことによる管理の手間もなくなりました。
今後もTableCheckを活用し海外からの予約も積極的にお受けすることで、外国人の方にも日本の食文化である「懐石料理」を知ってもらい、「日本ってすごいよね」「日本って素敵だよね」と思ってもらいたいと考えています。