世界中のレストランとゲストをつなぐプラットフォームを提供する株式会社TableCheck(本社:東京都中央区、代表取締役社長:谷口 優、以下、テーブルチェック)は2025年1月8日、カスタマーハラスメントに関する基本方針を策定しましたので、お知らせいたします。
レストランとゲストとのより健全な信頼関係を構築。従業員の心身の安全を確保し、より良いサービス提供へ
テーブルチェックは、「Dining Connected ~レストランとゲストをつなぐプラットフォーム」というミッションのもと、テクノロジーを活用してレストランとゲスト双方に新たな価値を提供し、最高のレストラン体験の実現に努めてまいりました。
昨今、IT業界においても、役職員がカスタマーハラスメント(カスハラ)の被害に遭うケースが増加しており、心身の健康が損なわれるだけでなく、サービス提供の質にも影響を及ぼす懸念が高まっています。こうした背景を踏まえ、従業員の心身の健康と安全を守るとともに、レストラン、ゲストの皆様とのより健全で対等な信頼関係を構築するため、このたび「カスタマーハラスメントに関する基本方針」を策定いたしました。
本基本方針のもと、カスタマーハラスメント防止の啓発活動や対応策の明確化に取り組むことで、レストランとゲストの皆様により良いサービスを提供できるよう、役職員の労働環境の整備を一層推進してまいります。
TableCheck「カスタマーハラスメントに関する基本方針」
カスタマーハラスメントの定義と該当例
厚生労働省の「カスタマーハラスメント対策 企業マニュアル」では、カスタマーハラスメントを企業へのヒアリング調査などの結果に基づき、以下のように定義づけており、当社もこれをカスタマーハラスメントとします。
「顧客などからのクレーム・言動のうち、当該クレーム・言動の要求の内容の妥当性に照らして、当該要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、当該手段・態様により、労働者の就業環境が害されるもの」
【該当例】
当社が提供するサービスに瑕疵・過失が認められない場合の要求
当社が提供するサービスとは無関係の要求
身体的な攻撃(暴行、傷害)
精神的な攻撃(脅迫、誹謗中傷(SNSやインターネット上のものを含む)、名誉棄損、侮辱、暴言、罵倒、揚げ足取りの行為)
威圧的な言動(威迫・威嚇行為)
過剰又は不合理な要求
土下座の要求
継続的な(繰り返される)、執拗な言動(メール、チャット等での同じ要望やお問い合わせの過剰な繰り返し)
長時間の電話、業務に支障を及ぼす行為
拘束的な言動(不退去、居座り、監禁)
差別的な言動
性的な言動
当社役員、従業員への侮辱する発言・文章、人格を否定する発言・文章
当社役員、従業員のプライバシー侵害行為
社会通念上過剰なサービスまたは金銭の提供の要求
正当な理由のない過度な要求(難癖をつけたキャンセル料の未払い、代金の返金要求、契約内容を超えた過剰な要求)
過剰又は合理的理由のない謝罪要求
優位な立場にいることを利用した暴言、特別扱いの要求
許可、アポイントのない当社オフィスへの来訪
正当な理由のない対面での対応要求
カスタマーハラスメントへの対応
役員または従業員が、カスタマーハラスメントを受けたと判断した場合には、上長などに報告することとしており、当社は、報告を受けて組織的に対応いたします。
当社は、対象となる行為があったと当社が判断した場合、予告なく当社サービスの提供やカスタマーサービスの対応をお断りさせていただく場合がございます。
また、当社が悪質と判断した場合には、警察・弁護士等に相談のうえ、適切に対処いたします。
本件に関するお問い合わせ先
株式会社TableCheck PR担当:望月宛
MAIL:tc-pr@tablecheck.com
About the Author
時事通信社社会部記者、出版社勤務などを経て、フリーランスPRへ。主に都内のレストランのPRに携わる。 レストランでのイベント企画・運営や、年間100以上のメディア掲載を獲得するなど経験を積む。2019年TableCheckにPRとして参画。美味しいものが世界平和をつくると信じるレストラン大好き食いしん坊。