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グルメサイト7選を比較!新規顧客獲得に活用

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2022年8月29日 · 読了時間:8 分

グルメサイト7選を比較!新規顧客獲得に活用

グルメサイトなどの有料メディア(=ペイドメディア)は、飲食店が新規顧客獲得を狙う際に、活用することができます。飲食店の集客は、その目的に応じてオウンドメディアやアーンドメディアもあわせて使い分けることが大切です。

本記事では、新規顧客獲得を狙う飲食店向けに、グルメサイト7選を紹介します。

目的ごとにメディアを使い分ける

2021年の飲食店新設法人数(個人企業除く)は7,810社で、2012年以降最多を記録しており、業界内の競争はますます熾烈なものとなっています。激しい競争を生き抜くために、飲食店は積極的にメディアを活用して集客を行わなければなりません。

デジタルマーケティング時代において、飲食店が顧客にアピールできるメディアは以下の3つのカテゴリーに分類することができます。

  • グルメサイトなどの広告媒体【ペイドメディア】

  • 公式ウェブサイトなどの公式チャネル【オウンドメディア】

  • SNSやGoogleレビューなどの口コミ【アーンドメディア】

3種類のメディアをまとめて、トリプルメディアと表現することもあります。それぞれ利用目的が異なるため、メディア活用する前にあらかじめ特徴を把握しておきましょう。

参考:東京商工リサーチ「2021年の新設法人数、苦境の飲食店が過去最多の不思議」

グルメサイトなどの広告媒体【ペイドメディア】

ペイドメディア(paid media)とは、企業が料金を払って広告を掲載する仕組みをとる他社所有のメディアを指します。主な利用目的は飲食店の場合、新規顧客の獲得です。

ペイドメディアの代表例として、バナーを利用したインターネット(WEB)広告や、テレビ・新聞・ラジオ・雑誌といったオールドメディアなどが挙げられます。飲食店情報を取り扱うサイト、グルメサイトもペイドメディアの一種です。

グルメサイトの概要や選び方については、以下の記事を参考にしてください。

グルメサイトとは?飲食店にとってのメリットや選び方を説明します

ペイドメディアを利用するメリットとして、自社がアピールしたい情報を伝え、存在感を示せる点が挙げられます。また、マスメディアを利用すれば、短期間に不特定多数の利用者に知ってもらえる点もメリットです。

一方、高額な広告費用がかかる点や、ターゲットを絞り込みにくい点がデメリットとして挙げられます。また、企業側が一方通行で情報を伝えるため、「広告」と割り切った利用者の興味を惹きつけにくい点もデメリットです。

公式ウェブサイトなどの公式チャネル【オウンドメディア】

オウンドメディア(owned media)とは、自社で運営するメディアを指します。飲食店が活用する主な目的は、リピーターの獲得と予約誘導です。オウンドメディアの代表例として、自社の公式ウェブサイト、その他公式チャネルなどが挙げられます。

オウンドメディアを利用するメリットは、自由に管理して運営できるため、自社が発信したい内容の情報を好きなタイミングで更新できる点です。また、ペイドメディアとは違って低額で運営でき、契約期間が定められていないため、長期間運営することで効果を上げることを期待できます。

一方、メディアを認知してもらうまでに時間がかかる点がデメリットです。どれだけ魅力的なサイトができたとしても、立ち上げたばかりの段階では知る人が少ないため、集客につながりにくい点は知っておきましょう。

SNSやGoogleレビューなどの口コミ【アーンドメディア】

アーンドメディア(earned media)はほかのメディアと異なり、ユーザーが主体となるメディアのことを指します。飲食店の主な利用目的は、新規顧客やリピーターの獲得です。アーンドメディアの代表例として、SNSやGoogleレビューなどが挙げられます。

アーンドメディアを利用するメリットは、コストをかけなくても一度拡散すると短期間に大多数の人に認識してもらえる点です。また、企業側から一方的に伝えられる情報よりも、顧客同士の意見や口コミのほうが支持されやすいという面もあります。

一方で、企業側の負の情報も一気に広まってしまう点がデメリットです。真偽を問わず、一度「炎上」してしまうと、大幅な売上減にもつながりかねません。

どれほどの効果が出るかが予想しにくい点も、アーンドメディアの特徴といえるでしょう。

目的に合ったメディアを使う

飲食店に携わる方は、目的に沿ってメディアを使っていくことが大切です。3つのメディアの主目的を以下の表にまとめました。

新規顧客獲得を目指す方は、まずグルメサイト(ペイドメディア)を利用してみましょう。ただし、近年さまざまな理由からグルメサイト離れが進んでいる点には理解が必要です。

気になる方は、以下の記事も参考にしてください。

「グルメサイト離れ」の現状と原因は?今後の飲食店集客策をご紹介!

【第3回グルメサイト意識調査】加速するグルメサイト離れ。「Google」利用率トップに。「食べログ敗訴は妥当」、飲食店で多数派

ここから、実際にどのペイドメディアを利用すべきかを決められるように、以下7つのグルメサイトとGoogleビジネスプロフィールの特徴を解説します。

  • 食べログ

  • ぐるなびPRO

  • ホットペッパーグルメ

  • 一休.comレストラン

  • Retty

  • ヒトサラ

  • トリップアドバイザー

1.掲載店舗数83万店舗の「食べログ」

食べログは、月間8,736万人以上が利用する国内最大級のグルメサイトです。運営元のカカクコムでは、グルメサイト「食べログ」以外にも、グルメに関する情報をまとめた「食べログまとめ」や、旬のグルメ情報を掲載した「食べログmagazine」を運営しています。

掲載店舗数が豊富(約82万件以上)なため、普段出会う機会の少ない飲食店も見つけられる点が、飲食店利用者にとっての食べログの魅力です。また、約4,544万件以上の多様な口コミが投稿されているので、良い面と悪い面を比較しながらお店選びができます。

さらに子供可、ペット可、カクテルあり、野菜にこだわるなど、多種多様な絞り込み条件設定機能があるため、利用シーンにあわせて検索できるところも便利なポイントです。

ここから、飲食店側からみた食べログの特徴や集客対策について解説します。

食べログの特徴

月額固定費無料でできることは、以下の通りです。ただし、食べログ経由で入った予約については、予約1人につき送客手数料が発生することには注意が必要です。

  • 顧客にTポイントを発行できる(食べログを通じてネット予約した場合)

  • 顧客にクーポンを発行できる

  • 自店舗ページのアクセス数を確認できる

  • 店舗ページを自分で編集できる

  • 食べログに割り当てている席在庫分の空席状況を伝えられる

  • 24時間365日食べログネット予約で受付できる

  • ネット予約受付の操作方法がわからない場合、専門スタッフが無料で対応してくれる

だし、食べログのネット予約をしてから来店した人数に応じて、送客手数料として従量課金されます。料金はランチ(6:00~15:59)時に100円×来店人数、ディナー(16:00~翌5:59)時に200円×来店人数の計算です。

食べログの集客対策

食べログでは、利用者数7,000万人以上を有するTポイントが発行可能です。また、食べログのページ内で取得可能なクーポンを発行することでも、集客につなげられるでしょう。

月額固定費を支払い、有料サービス(食べログPR)を利用することで、さらに有効な集客対策も可能です。金額に応じてプランは以下の4段階*に分かれているため、自店にあったプランを見つけられます。*…2022年8月時点

なお、プレミアム10のほうがプレミアム5よりもゴールデンタイム強化で指定できる枠が多いため、より効果的な集客が可能です。

参考:食べログ「食べログの特長と便利な使い方」
参考:食べログ「食べログ店舗会員のご案内」
参考:食べログ「店舗会員(無料)のご案内 」

2. 無料プランも充実した「ぐるなびPRO」

ぐるなびPROとは、ぐるなびが提供する飲食店サービスのことです。ぐるなびPROを利用すれば、グルメサイト「ぐるなび」に店舗情報を掲載できます。

ぐるなびのサイトは、英語や簡体字、繁体字、韓国語と4つの外国語を表記できるため、外国人観光客も参考にしやすい点がポイントです。また、2021年より無料プラン(スタートプラン)が登場し、コストをかけずに自店をアピールできるようになりました。

ここから、ぐるなびPROの特徴や集客対策について詳しく解説します。

ぐるなびPROの特徴

ぐるなびPROの特徴は、スタートプランを利用すれば初期費用や月額固定費用無料でも以下のことができます。

  • ぐるなび店舗ページに掲載し、自店の魅力を発信できる

  • LINE公式アカウントやGoogleビジネスプロフィール作成を代行してくれる

  • ぐるなびを通じたネット予約受付が可能

  • メルマガで飲食店サービスや業界情報が届く

  • 2,000本以上の記事を読めるため、飲食業界のトレンド把握の参考にできる

ただし、ぐるなびを通じた予約人数に応じて別途料金が発生する点には注意が必要です。料金は、ランチ時に41円×予約人数、ディナー時に205円×予約人数で計算されます。

スタートプランで可能なのは、席予約のみです。また、LINE公式アカウントやGoogleビジネスプロフィールを通じた予約でも同様に手数料が発生します。

ちなみにLINE公式アカウントとは、コミュニケーションツール「LINE」を通じて顧客に自店情報やクーポンを一斉配信できるサービスです。Googleビジネスプロフィールについては、後ほど詳しく解説します。

ぐるなびPROの集客対策

月額固定費無料のスタートプランでも、SNSアカウント代行などを通じた集客対策が可能です。ただし、ライトプラン(月額10,000円)やベーシックプラン(月額30,000円)を利用したほうが、より具体的な集客対策ができます。

ライトプランではスタートプランの内容に加えて、付与ポイント選択やネット予約クーポン発行などが可能です。ポイント集客やクーポン発行により、より柔軟で自由なマーケティングが可能になります。

ベーシックプランではライトプランの内容に加えて、ディスプレイ広告やコンサルティングサービスなどが利用可能です。ディスプレイ広告を利用すれば、ぐるなび関連のメディアに露出させられるため、自店を知ってもらう機会が増えるでしょう。

なお、コンサルティングサービスとは、販促に限らずメニュー開発や人材アドバイスなども提供するサービスです。

参考:ぐるなびPRO「ぐるなび掲載のご案内」
参考:ぐるなびPRO「お店の課題を、繁盛のヒントに。ぐるなびPRO」

3. 集客支援機能が豊富な「ホットペッパーグルメ」

ホットペッパーグルメは、リクルートが運営するグルメサイトです。飲食店利用者がホットペッパーグルメを利用するメリットとして、ホットペッパーグルメが押さえている席の空き状況がわかる、ポイントを貯めることや使うことができるなどが挙げられます。

2021年6月の東京商工リサーチの調査結果によると、飲食店予約サイトのネット予約対応店舗数の1位がホットペッパーグルメでした(ネット予約利用可能店舗掲載数48,370件)。

また同年11月の調査でも、ネット予約利用者数(54.0%)、満足度(57.5%)、使いやすさ(62.5%)の3部門全てでホットペッパーが1位を記録しています。飲食店側にとっては、集客支援機能が充実している点が魅力です。ホットペッパーグルメの特徴や集客対策について、詳しく確認していきましょう。

参考:東京商工リサーチ「飲食店予約サイトのネット予約対応店舗数No1調査結果」
参考:東京商工リサーチ「飲食店の予約サイトに関する満足度調査結果」

ホットペッパーグルメの特徴

飲食店側からみたホットペッパーグルメの特徴は、以下のとおりです。

  • 2021年時点でネット予約利用者数が延べ5億人を突破しているため、多数の利用者へのアプローチが期待できる

  • 東京商工リサーチの各アンケートで1位を獲得しているため、ネット予約に活用しやすい

  • 予約台帳アプリと連動すれば、ホットペッパー経由の顧客情報を一元管理できる

  • POSレジアプリと連動すれば、予約・顧客情報と会計情報を連動させられる

  • 集客支援機能が豊富

ホットペッパーグルメでは、無料で簡単に飲食店の基本情報を掲載できる「無料掲載プラン」と、検索結果を上位に優先表示できる「有料プラン」があります。無料掲載プランを利用した場合でも、ネット予約利用時に別途料金を支払わなければなりません。

ホットペッパーグルメの集客対策

ホットペッパーグルメでは、エリアや店のジャンル、料金以外にも「チーズが食べたい!」、「辛いものが食べたい!」などの豊富な検索機能が備わっているため、顧客ニーズに応じた集客対策が可能です。

また、アクセス解析機能を活用することで、集客に何が必要なのかを判断できます。さらに、ネット予約時のポイントプログラムを通じ、顧客は予約時にポイントを貯めることや使用することが可能です。

別途有料でオプション機能を追加すれば、自社ホームページ作成やネット広告配信などさらなる集客機能を活用することができます。

参考:ホットペッパーグルメ「あなたのお店の集客・販促を『ホットペッパーグルメ』が協力サポート!」
参考:ホットペッパーグルメ「ホットペッパーグルメはネット予約3つのNo.1!」

4. 上質な顧客送客につながる「一休.comレストラン」

一休.comレストランは、Zホールディングス株式会社を親会社にもつ、株式会社一休.comが手がけるサービスのひとつです。一休.comはレストランだけではなく、宿泊予約事業でも知られています。

一休.comレストランでは、予約時点で貯まったポイントを利用日に使える点が飲食店利用者側にとっての魅力です。また、「ユーザーニーズの高いハイクラスなお店」の掲載にこだわっているため、利用者はデートや誕生日など、特別な日を過ごすための飲食店探しができます。

飲食店側も自店を一休.comレストランに掲載することで、上質な顧客の集客を期待できるでしょう。ここから特徴や集客対策について、さらに詳しく解説します。

一休.comレストランの特徴

飲食店側からみた一休.comレストランの特徴は、以下のとおりです。

  • 一休.com全体での会員数が850万人以上であるため、新規顧客を獲得しやすい

  • サイト内で即時予約できるため、日常の予約業務を削減できる

  • 独自の基準を設けて掲載数を厳選(約8,000件)しているため、上質な顧客の集客につなげやすい

ただし、上質な顧客の集客につなげやすいというメリットがある反面、掲載までに手間がかかる点には注意が必要です。申込後に一休.com独自の掲載規定に基づいた審査がおこなわれるため、掲載までに短くても1ヶ月という期間を要します。

また審査の結果、申し込んだにもかかわらず掲載してもらえないという可能性も否定できません。

一休.comレストランの集客対策

一休.comレストランに掲載すると、飲食店側で自由に空席情報を登録できるため、人を呼び込みたい時間帯や、曜日に絞った集客対策が可能です。また、各飲食店にあった販売プランやキャンペーンを、一休.comレストラン側の営業担当から提案してもらえます。

一休.comレストランの集客対策には固定費はかからず、販売プラン代金の8%が成果報酬として料金が発生する仕組みです。

参考:一休.com「ホーム画面」
参考:一休.com「会社概要」
参考:一休.comレストラン「一休ポイント ご利用方法」
参考:一休.comレストラン「新規ご掲載について」

5. 実名口コミの月間4,800万人が利用する「Retty」

Rettyは2010年に創業し、2020年には東証マザーズへ上場したRetty株式会社が運営するグルメサイトです。同社の発表によると、2019年5月時点で月間4,800万人がRettyを利用しています。

口コミがすべて実名投稿なため、情報を信頼しやすいという点がユーザー、飲食店双方にとってのRettyを使用するメリットです。また点数ではなく、「BEST」や「Excellent」といった表現が用いられているため、利用者の感動の度合いが一目で伝わります。

さらに、利用者同士でフォローし合うなど、SNSと同じように使うことができる点もRettyならではのポイントです。ここからRettyの特徴や集客対策をさらに詳しく解説します。

Rettyの特徴

飲食店側からみたRettyの主な特徴は、以下の4つです。

  • 初期費用や月々の掲載費用が0円で掲載できる

  • 月間利用者が4,800万人で、多くの人に知ってもらいやすい

  • 他店との比較やユーザーの性別、年齢などを把握できるため、マーケティングにつなげられる

  • メニューや料理の写真など、飲食店に欠かせない情報を自由に追加して編集できる

無料プランを利用すれば、費用をかけずに店舗ページ編集機能やアクセス解析機能を利用できます。また、メルマガ配信や飲食店向けセミナー、画面操作方法の案内など各種サポートも無料です。

ただし、より効果的な集客対策には、有料プラン選択が欠かせない点に注意しましょう。

Rettyの集客対策

有料プランを利用すれば、Rettyで以下の集客対策ができます。

  • 広告キーワード設定機能

  • 上位表示広告機能

  • ネット予約機能

例えば、広告キーワード設定機能を用いれば、自店の強みとなるキーワードを選定し、ターゲットに対して効果的にアピール可能です。また上位表示広告機能により、無料会員に優先して自店の情報(広告)が表示されるため、競合店に差をつけられます。

そのほか、「行った」ことがある利用者、「行きたい」と考えている利用者、「フォロワー」になっている利用者を、飲食店とつなげるという「つながり」のシステムもRettyの集客機能です。

飲食店が自店と「つながり」のある利用者に向けてニュース配信することで、「行きたい」(潜在客)をさらに増やします。

その後、実際に「行った」利用者が感想を投稿すれば、投稿者の「フォロワー」などが認知し、「行きたい」と考える好循環が期待できるでしょう。

参考:Retty「会社情報」
参考:Retty「Rettyが目指す世界」
参考:Retty「Retty お店会員」
参考:Retty「Retty集客・会計機能」
参考:Retty「Retty有料広告のメリット」

6. シェフのおすすめも掲載されたヒトサラ

ヒトサラは、USEN Mediaが運営しているグルメサイトです。関連サイトのヒトサラMAGAZINEでは、お店紹介にとどまらず、食の愉しみ方も伝えています。

ヒトサラには15,164人の料理人が掲載されており、料理人掲載数は業界1位(2018年3月、東京商工リサーチ社調べ)である点が強みです。全国各地の料理人おすすめの料理店を掲載しているため、飲食店利用者は信頼度の高い情報を入手できます。

ここから、ヒトサラの特徴や集客対策を確認していきましょう。

ヒトサラの特徴

飲食店側から見たヒトサラの特徴は、以下のとおりです。

  • テイクアウト予約やフードデリバリーサービスに対応しているため、近年高まる新たなニーズに対応しやすい

  • 利用者の9割が30歳以上(2018年4月クロス・マーケティング社調べ)であるため、高級志向の層にも訴えかけられる

  • 各飲食店に1人ずつプロのカメラマンとライターがつくため、魅力あるお店紹介ページを作成できる

  • 予約台帳と連携すれば、予約管理業務の負担を削減できる

  • 食べログやRettyなどの口コミサイトの写真やメニューと連携させれば、更新の手間を減らせる

このヒトサラを利用する場合、初期費用6万円と月額費用(プランによって異なる)がかかります。

ヒトサラの集客対策

ヒトサラではイベントやCM、ラジオなどを通じて、企業や自治体とのタイアップを実施しており、ネットだけでは届けられない層へのアピールが可能なため、自店の認知度アップにつながります。

また、訪日外国人向けサイト「セイバージャパン」も運営しており、インバウンド向けの集客効果も期待できます。

さらに、ヒトサラの紹介ページで自店のSNSをリンク連携できるため、ペイドメディアとアーンドメディアを並行して活用できます。

月額費用の高いプランを選べば、サイト内での表示順位を上げることが可能です。ゴールドプラン(月30,000円)が表示の優先順位が高く、ベーシックプラン(月20,000円)、ライトプラン(月10,000円)と続きます。

参考:ヒトサラ「ヒトサラにお店を掲載する」
参考:ヒトサラ「ヒトサラとは」
参考:ヒトサラ「ヒトサラ(hitosara) 店舗・法人向け有料広告 申込専用サイト」

7. インバウンド対策にも有効なトリップアドバイザー

トリップアドバイザーは、米国に本社を置く企業が運営する旅行サイト・グルメサイトです。トリップアドバイザーを通じて、約800万件の中から宿泊施設やレストランなどを検索できます。

合計8億8,400万件という膨大なレビューを参考にできる点が、利用者にとっての魅力です。また、世界49の国と地域、28言語で運用されているため、飲食店側は掲載することでインバウンド対策としての効果を期待できます。

トリップアドバイザーの特徴や集客対策を確認しておきましょう。

トリップアドバイザーの特徴

飲食店側は、トリップアドバイザーに無料でオーナー登録するだけで、さまざまな機能を使用できます。主な特徴は以下のとおりです。

  • 掲載ページを自店で管理し、自由に魅力を伝えられる

  • 「利用客はどこで自店を見つけたか」、「毎日何人が自店のメニューをチェックしているか」などのデータを確認できるため、独自に集客対策を立てられる

  • 国内観光客だけではなく、海外からの観光客にも店をアピールするきっかけになる

  • 利用客の口コミに返信することで、店の印象を良くできる

トリップアドバイザーの専門家のヒントを参考にすることや、あらかじめテンプレートを作成しておくことで、口コミへの返信にかかる負担も軽減できます。

トリップアドバイザーの集客対策

有料のプレミアムプランを活用すれば、さらに集客力を高められます。プレミアムプランで利用できる集客対策は、以下のとおりです。

  • 「当店をおすすめする3つの理由」を口コミの上に掲載し、自店の魅力を存分にアピールする

  • 競合店との比較データを入手し、自店の強み・弱みを把握できる

  • 自店にとってプラスになりそうな口コミを「お気に入り」にして利用者の目に入りやすい場所に置き、来店客増加につなげる

料金については、別途問い合わせが必要です。

参考:トリップアドバイザー「オーナー登録(無料)」
参考:トリップアドバイザー「トリップアドバイザー・プレミアム」
参考:トリップアドバイザー「メニューコネクト」
参考:トリップアドバイザー「レピュテーション(評判)の管理に取り組む」
参考:トリップアドバイザー「トリップアドバイザーについて」

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